日本一安く乗車できる新幹線
240円で新幹線が乗れる?
さて今回のテーマは
「240円で新幹線が乗れるの?」
です!
果たして本当に新幹線が乗れるのでしょうか?
この話題に入る前に新幹線の予備知識をご紹介します。
新幹線の最短距離は
「東京駅」から「上野駅」
が最も近距離にあります。
それでも特急料金は860円とお高いです。
しかし裏技があるのです。
冬期だけのガーラ湯沢駅
話は変わりますが湯沢町はスキーのメッカとして知られています。
昭和初期の上越線の開通により
「岩原スキー場」
「湯沢中里スキー場」
は東京から列車で行ける
「駅近ゲレンデ」として知られていました!
現在では上越新幹線の開通と
「ガーラ湯沢スキー場」の誕生により
知名度が上がりました。
これは世界でも湯沢町だけで
都内から1時間の範囲で首都からスキー場に行けるのは珍しいのです。
そんな湯沢町ですが新幹線の駅は
「越後湯沢駅」から「ガーラ湯沢駅」の2つあります。
「越後湯沢駅」から「ガーラ湯沢駅」は1.8kmと新幹線の駅としては短いですが乗車できるのでしょうか?
越後湯沢からガーラ湯沢のチケットを購入
疑問に思った僕は越後湯沢駅の券売機で購入することに!
あっさり購入できました。
しかも料金は
乗車券は「140円」。
これはJR東日本の最安値の価格です。
そして右側の切符が「特定特急券」です。
ここで疑問が・・・。
新幹線乗ったことある方はわかると思いますが
「自由席特急券」
もしくは
「指定席特急券」
ではないでしょうか?
特定特急券とは
特定特急料金・・・
簡単に言えば1区間(短区間)です。
それ以上になると「自由席特急券」となります。
よって今回の「越後湯沢駅」から「ガーラ湯沢駅」は「特定特急料金」となります。
が実は正式に言うと
「越後湯沢駅」から「ガーラ湯沢駅」は新幹線ではなく「上越線支線」となります。
この区間はJR線路名称公告上は上越線の支線となっているが、運行上の形態は上越新幹線の一部である。在来線の扱いだが、新幹線用の施設・車両を使用し新幹線特例法の対象となっている。
途中駅はなく、終点のガーラ湯沢駅は隣接のスキー場にアクセスするために新設された駅であり冬季のみ営業となっている。ゆえにこの区間は冬季のみの営業で、運行期間中は東京方面からの新幹線列車が乗り入れる。この区間を運行する列車はすべて特急列車であるため、乗車する場合は乗車券のほかに特急料金100円が必要となる。この区間のみの指定券は発売しないことになっている。また、特急料金不要の特例は無く、普通列車用の企画乗車券である青春18きっぷや北海道&東日本パスでの乗車はできない。この運行形態は、西日本旅客鉄道(JR西日本)の博多南線とほぼ同等である。また、オフシーズンでも越後湯沢駅終点の新幹線列車が折り返しのために入線するが、客扱いはしない。また冬季であっても、路線の性格上スキー客がほぼすべてであるが、本数はそれほど多くはなく、下りは朝8時台の2本を除いて1時間に1本程度で15時以降は2時間運行されない時間帯もある。また終電は18時22分越後湯沢駅発で終了する。上りは始発から16時台の2本以外は、1時間1本程度の運行であり、終電は19時6分ガーラ湯沢駅発で終了する。列車の運行されない時間帯の同区間の交通は、シャトルバスが担っている。
調べていると
山陽新幹線の「博多」から「博多南」も同様でした。
ということで
新幹線ではなく在来線に値するので
特急料金が「100円」となったのです。
破格ですね!
出発駅 | 到着駅 | 距離 | 運賃 | 特急券 |
---|---|---|---|---|
東京 | 上野 | 3.6km | ¥160 | ¥860 |
東京 | 品川 | 6.8km | ¥170 | ¥860 |
越後湯沢 | ガーラ湯沢 | 1.8km | ¥140 | ¥100 |
博多 | 博多南 | 8.5km | ¥200 | ¥100 |
新幹線に格安で乗るなら
「越後湯沢駅」から「ガーラ湯沢駅」の上越新幹線がオススメですね!
以上、湯沢町の豆知識でした!