新発田産コシヒカリ台湾で発売
高級スーパー 市長が店頭PR
台北市の高級スーパー「JASONS」で2日新発田産コシヒカリの通年販売が始まった。
販売開始に合わせて二階堂市長が訪れ、試食を呼びかけ風味の良さをアピール。買い物客が次々と買い求めていった。
コシヒカリ輸出は特産品を通じて新発田市の知名度アップを図ろうと、市と観光協会などで作る観光マネジメント組織「新発田版DMO」が手がける。
台湾は日本食ブームで需要が見込める上、近年増加する訪日客を取り込む狙いもある。
台湾の消費者に高級感を伝えるため、パッケージに「新発田乃殿様献上米」と銘打ち、新発田城や日本列島を描いた。
店頭価格は2キロで790台湾ドル(約3000円)。富裕層をターゲットに売り込む。
台湾には2017年度外食用を含め計約15トンを輸出する予定。
同店は高さ508mと台湾で最も高い101階建ての高層ビル「台北101」内にあり、多くの観光客や買い物客で混雑している。
二階堂市長は「どこにも負けない新発田市のコシヒカリです」とPR。「食べた人の口コミで少しずつ広がってほしい」と話した。